宅配クリーニングの取り扱い除外品
宅配クリーニングは自宅に居ながら、宅急便業者に洋服を渡すだけの大変便利なサービスですが、当然ながら、送ってしまえば何でもクリーニングしてくれるわけではありません。
取り扱いできない衣類があるのは店舗型クリーニングと一緒です。
ただ、店舗型と違うのはその場でスタッフさんが「これは取り扱いできません」とお断りできない点ですね。
宅配クリーニングの場合は検品されて、取り扱い可のものだけはクリーニングされますが、取り扱い除外品はそのまま返送されます。
顔を合わせないシステムとは言え、お互いに気持ち良くお付き合いするためには、私達も出す前にちゃんと確認しておきたいところですね。
基本的には店舗型と同じ
宅配クリーニングの取り扱いと言っても何も難しいことはなくて、基準は店舗型と同じ。まず、クリーニングに出せるか判断する目安になるのが、衣類に付いている洗濯表示のタグです。
クリーニングに出せる衣類は、新洗濯表示で言うと桶のマーク(水洗い)、○に囲まれたPかFのマーク(ドライクリーニング)、○に囲まれたWのマーク(ウェットクリーニング)のいずれかが付いているものになります。
逆に、これらが全てバツになっているものは取り扱いできません。洗濯表示のタグが付いていない場合も、やはり取り扱いできないケースがほとんどだと思います。
また、臭いや汚れが酷い、傷や穴などの損傷が激しい、ペットの毛が大量に付いているなどの衣類も取り扱い除外品です。
これもお店に持ち込んでも通常断られるものですし、そもそも遠慮して持って行かない方が多いはずです。宅配クリーニングも全く同じ考え方ですね。
参考までにリネットの取り扱い除外品を掲載しておきますね。
取り扱いは業者によっても違う
ここまでは全てのクリーニングサービスに共通する基準について書いてきましたが、実際には利用する業者によっても違いがあります。
例えば、着物や毛皮などの特殊アイテムの取り扱いも業者ごとに違います。
私が特におすすめしている3つの宅配クリーニング業者の取り扱いを簡単に比較すると次の通り(※ただし今後変更もありうるので、出す際には必ず公式で確認して下さい)。
業者 |
リネット |
リナビス |
せんたく便 |
---|---|---|---|
着物 |
○ |
× |
× |
浴衣 |
○ |
○ |
× |
ドレス |
○ |
○ |
× |
皮革 |
○ |
× |
× |
毛皮 |
○ |
× |
× |
詳細 |
|||
公式 |
※布団については別途、布団の宅配クリーニング比較を参照下さい。
この他にも特殊加工が施されている衣類は取り扱い除外品になることもありますし、仕上がりの品質が保証されない場合もあります。納期が通常の衣類より長くかかることもあります。
これらは各業者の公式ページに必ず「取り扱い除外品」が記載されているので、個別にチェックするしかありません。
また、取り扱いが判断できない衣類や仕上がりが不安な衣類があれば、やはり事前に問い合わせることをおすすめします。各業者さんとも素早く丁寧に返答してくれますよ。
取り扱い除外品について
宅配クリーニングで取り扱いできない衣類は、基本的に店舗型と一緒です。ただ、利用する業者による違いもありますので、各公式ページで取り扱い除外品の確認をする、サポートに問い合わせをするなどの個別対応も必要になってくるのです。