アルコールのシミには要注意!

30代女性Nさんのクリーニング体験

沖縄旅行

去年、沖縄へ旅行に出かけた時のことだ。お土産を買って車でホテルへ戻る時に、惨事は起きた。

 

その時、着ていたお気に入りの革のジャケットを脱いで膝に乗せ、その上にお土産の泡盛の瓶を抱えていた。足元に置けば良かったのだが、割れ物だし、それほど長時間ではないし、と思ったのだ。

 

ところが、ホテルに着いて車を降りると、ジャケットの襟の部分に濡れた跡が…。

 

よく見ると、泡盛の瓶の箱から液体が浸み出している。そう、瓶にヒビが入っていたのだ。いつ割れてしまったのだろうか?

 

いや、それよりもジャケットだ。私は部屋へ戻ると、濡れた箇所にハンカチを当てて懸命に泡盛を吸い取った。何度も繰り返しているうちに、かなり取れたのだが、やはり痕が残っている。クリーニングで取れるだろうか。モヤモヤした気持ちのまま、翌日帰途についた。

 

そして家に着くなり、すぐ行きつけのクリーニング店へ持って行くと、私の取った応急処置がマズかったことが分かった。 ハンカチで吸い取ってついた痕は、革の色が抜けてできたものだという。 アルコールの場合は、軽く水分を拭き取るだけで何もしないほうが良かったのだそうだ

 

結果的には、その後シミ取り専門のクリーニング店を紹介してもらい、かなり目立たないようにはして貰えた。でも、気に入っていたジャケットだけに、今でもどうしても気になってしまう。アルコールのシミの処置には要注意である。

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