コインランドリー 布団

コインランドリーで布団を洗う!

コインランドリーで布団を洗うコツ

毛布や布団を洗える容量の洗濯機をお持ちのご家庭はほとんどないと思います。浴槽で洗う手もありますが、大変力のいる作業ですし、乾かすのも大変。型崩れの心配もあります。そんな時に思い浮かぶのが、大容量洗濯機があるコインランドリーではないでしょうか。

 

ただ、コインランドリーと言っても、どんな布団でも洗えるわけではないし、注意事項もあります。ここではコインランドリーで布団を洗うコツをまとめました。

洗えない布団と洗える布団

キルティング加工されていない布団、綿布団、羊毛布団は中綿が寄ってかたまりになるなど、型崩れの原因になるので、コインランドリー洗いに向いていません。羽毛布団は洗えますが、乾かすのが難しいため(←後に解説します)おすすめしません。

 

また、布団に付いている洗濯表示のタグを確認して、次の「家庭での洗濯禁止」のマークがある布団はコインランドリーでは洗えません。

 

家庭での洗濯禁止

 

次のドライクリーニングマークが付いている布団も専門のクリーニングサービスに相談することをおすすめします。

 

ドライクリーニング

 

以上を踏まえると、コインランドリー洗いに向いているのはポリエステル製の布団やご家庭で洗える洗濯表示(桶のマーク)が付いている布団ということになります。

コインランドリーの料金

家庭用の洗濯機の容量は一般的に6キロ〜8キロ。でも、コインランドリーには12キロ、17キロ、25キロといった大容量の洗濯機があり、料金は容量によって変わります。一番小さいサイズで500円程度、大きいサイズで1000〜1200円程度が相場ですね。

 

また、乾燥機のご利用には別で料金がかかります。こちらは10分100円くらいが相場。乾かす時間は綿で30分程度、羽毛なら1時間はかかります。特に羽毛は動物の羽だけに、しっかり乾燥させないと動物の嫌な臭いが発生します。羽毛の乾燥にはプロのクリーニング業者もしっかり時間をかけます。

 

ちなみに、布団に棲みつくダニ防止対策に書いたように、ダニは50℃以上で20分間加熱、60℃以上なら更に短時間で死滅するので、しっかり乾燥機にかけることはダニ対策にもなりますよ。

 

ということで、例えば布団を3枚洗うと25キロの洗濯機に1200円、乾燥機に500円使用して2000円弱。手間はかかりますが、クリーニングに出すよりもかなり安く収まるわけです。

コインランドリー洗いの注意とコツ

料金がもったいないからといって、容量一杯にギュウギュウ詰めにすると汚れが落ちません。それでは家の洗濯機で洗うのと同じ…。脱水時も水を吸って重たくなり、回らずに機械が止まることもあります。

 

逆にスカスカ状態で入れると布団の綿や羽が振動でちぎれてしまうことがあります。容量に対して8割から9割くらいの量を入れるのが、綺麗に洗うコツですね。また、乾燥機が終了したら、まだ温かいうちにすぐに取り出す方がシワになりません。

 

敷布団は型崩れ防止のため、一般的には紐で縛って丸めた状態で洗うのが良いとされていますが、実際にはコインランドリーの洗濯機のタイプによっても違うようです。この点はランドリーの仕様を確認した方がよさそうですね。

 

コインランドリーで布団を洗うコツまとめ

ご覧のようにコインランドリーはいくつかの注意事項を守れば、クリーニングに比べるとずっと安い料金で布団を洗うことができます。

 

ただ、布団を運ぶ労力や仕上がりの不安などを考えると、料金はかかりますが、やはり布団専門のクリーニング業者に頼むのが安心。特にコインランドリーで洗濯できない布団の場合には、クリーニング業者への依頼が必須です。

 

今は集荷も仕上がり品のお届けも宅急便業者が代行してくれる便利な布団の宅配クリーニングもありますので、ご利用を検討してみるのも1つだと思います。

 

布団の宅配クリーニングを比較

 
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