着物を美しく保つために
一度袖を通しただけでも、着物の繊維には汗、皮脂が吸収されます。そのまま放置してしまうと、黄ばみやシミ、カビの発生原因になります。
やはり保管する前には、着物もきちんとクリーニングをしておく必要があるのです。高額なものだけに、のちのち後悔しないためにもメンテナンスが大切ですよね。
ただ、着物はどこのクリーニングサービスでも受け付けているわけではありません。必ず着物のクリーニングを数多く手掛けてきた実績があるサービスに依頼ようにしましょう。
最近では着物専門の宅配クリーングもあるので紹介しておきますね。
クリーニングに出す頻度
また、本当は着物は一度着たら丸洗いするのが理想と言われています。でも、着物の繊維はとてもデリケートですから、クリーニングはどうしても大きな負担となります。
そこで、できるだけクリーニングに出す頻度を減らすよう、一度着たら、風通しの良い場所に陰干しして汗などが繊維に残らないように乾かすようにして下さい。
そして、季節の変わり目など、その後しばらく着なくなる時にクリーニング出すのが1つですね。
洗い方としては丸洗い、京洗いなどがよく知られていますが、他にもクリーニング業者独自の方法があったりします。
必ず各業者のホームページの解説やお問い合わせ等で不安や疑問を解消した上で利用するようにしましょう。
また、着物の保管には最適な温度や湿度が大切ですが、デリケート素材だけに通常の洋服以上に風通しや虫干しなどの手間が必要です。ご家庭で難しいと感じる場合は、プロの保管サービスを利用するといいですね。