ランドリークリーニング | クリーニング用語解説

ドラム式洗濯機

ランドリークリーニングとはグルグルと縦回転する大型のドラム式洗濯機を使う「水洗い」の方式です。クリーニング屋さんで行われる水洗いにはウェットクリーニングもありますが、２つの洗い方は全く違います。

ランドリークリーニングは洗浄力が高いものの、衣類に負担がかかるので、ワイシャツなどの水に対する耐性が強い衣類向き。

でも、型崩れしやすいデリケートな衣類にはウェットクリーニングが向いています（詳細はウェットクリーニングとは？参照）。

また、家庭での洗濯も水洗いですが、クリーニング屋さんで行われるランドリークリーニングの方が圧倒的に洗浄力や漂白力に優れています。その洗い方の違いをまとめてみると下記の通り。

まず、家庭用洗濯機の「うずまき式」の場合、その構造上、どうしても上層と下層でかかる負荷が違うために、仕上がりにムラが出やすいのが欠点。でも、ドラム式は縦に回転するのでムラなく均等に洗濯できるメリットがあります。

また、最近は家庭用にもドラム式洗濯機が発売されていますが、やはりクリーニング屋さんの業務用ドラム式の場合、大型なので遠心力も強く、洗浄力に優れています。

更に、家庭では１種類の洗剤を用いて冷水で洗うのが一般的ですが、ランドリークリーニングでは数種類の業務用洗剤や漂白剤を駆使し、それらの効果がより高くなるように50℃以上の温水で洗います。プロの専門知識があってこそできる洗濯方式なんですね。