宅配型と店舗型を比べてみると…
店舗型クリーニングと比較した時の宅配クリーニングのメリットは、何と言っても、店舗に衣類を持ちこんだり、引き取りに行ったりする手間・労力・時間を全部カットできることです。
特に小さなお子様を抱えている、あるいはお年寄りの介護をしていると、たとえ短時間でも自宅を離れることに不安を感じる方も多いはず。
そんな環境にはぴったりのサービスですね。
また、お店の営業時間中になかなか行けない共働きのご夫婦、単身サラリーマン・OL、マイカーが無いので大量の衣類をまとめて店舗まで持ち運ぶのが難しい方などにも助かる方式と言えます。
ただ、宅配してくれる分、料金が高いのでは?と思われるかもしれません。でも、実はそんなことないんです。
宅配クリーニング業者の場合、配送コストはかかるものの、逆に店舗運営にかかるコスト(家賃・光熱費・人件費等)がかからないため、料金も店舗型と遜色ない設定になっています(※宅配型と店舗型の料金相場を比較参照)。
特に品目数で料金が決まるパック型の宅配クリーニングなら、コートなどの料金が高い衣類をまとめて出すと、むしろ店舗型よりかなり安く収まりますよ(※パック型とバラ型を賢く使い分ける!参照)。
更に最近ではリナビスのように宅配クリーニングに加えて保管サービスを提供している業者もあります(※詳しくはクリーニング保管サービス比較なび参照)。
保管付きなら、ご自宅の収納スペースが狭い、虫食いやカビ防止のための環境管理が面倒といったお悩みまでも解消できますね。
宅配クリーニングのデメリット
店舗型の場合、例えばワイシャツ1枚を何回かに分けて持ち込んでもトータルの料金は変わりません。
でも、バラ型の宅配クリーニングでは「●●円以上で送料無料」といった条件が付くので、ある程度まとめて依頼しないと割高になることもあります。
また、パック型の場合は料金が高い衣類をまとめると店舗型よりお得なのがメリットでしたが、逆にワイシャツのように極端に料金が安いものばかりまとめると割高。
ただ、これらのデメリットは上手にやり繰りして依頼すれば簡単に解決できることですよね。
あとは店舗型には朝出して夕方お渡しのスピードクリーニングもありますが、宅配型は最短でも2日後(※利用する業者によっても違います)。今日クリーニングに出して明日着たいという、超お急ぎ需要には向いていません。
もう1つ、店舗型と違ってその場で会話しながらシミや汚れを確認できない点をデメリットに感じる方もいると思います。
でも、この点は大丈夫!要望を入力する欄(リネット)やシミのある場所を指定する指示カード(リナビス)があり、ちゃんと声が伝わる仕組みになっています。
また、何も指示しなくても、驚くほど細かい部分までチェックして、無料でシミ抜きしてくれますし、リナビスのように、ボタンのホツレまで無料で直してくれるところも…。店舗型でも、ここまで対応してくれる業者は少ないはず。
更に、メールで問い合わせた時の反応も素早く丁寧で、やり取りの履歴も全てメールボックスやマイページに残ります。これは会話の記録が残らない店舗型と違い、かえって宅配型のメリットと言えるのではないでしょうか。
メリットとデメリットのまとめ
利用者が増え続けている宅配クリーニングですが、メリットとデメリットをしっかり把握しておくと、より便利に使いこなすことができます。私がおすすめするサービスのBEST3も比較しているので、ご参考に!